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偽改革とマスコミ(へそくりが500兆あっても貧乏なんです)

 ずっと気になっていたことがある。それは国外から良く「日本は世界有数の金持ち国」と言われながら、「日本は借金漬けで明日にも倒産しそうだ」と国やマスコミが言うことだ。どっちが本当なのだろうか。

 その説明の前に、ちょっとテレビの番組について少し意見を言いたい。それは「年商x億のセレブ」などと言って金持ち?を紹介していること。年商とは、すなわち売り上げだ。では売上げが多ければ金持ちなのか。そんなことは無い。どんなに売上げがあってもそれ以上に経費がかかれば赤字になってつぶれることは、再建途中の巨大スーパーの例を出すまでもなく、小学生でも知っている理屈である。

 そんな目で見てみると「年商x億のセレブ」もかなり嘘っぽく感じられる。たかが数億の売上げであんな生活して、脱税してんじゃないの?とさえ思うこともある。だがなぜマスコミはそんな表現をするのだろうか。実は「売上げではなく利益が肝心」などと言っても彼らは理解できないのである。

 マスコミは既得権益に胡坐をかいているので、本当の意味での競争は無い。どうでもいい様な下らないコンテンツは下請けに安値で作らせれば良いし、できたものは高値で売りつける。おまけに何か権力があると錯覚しているうえに、社員は超高級取りだ。そんな安穏とした空っぽの頭では「年商多い=金持ち」くらいしか浮かばないのだろう。

 だがしかし、こと国家の財政に関して、そんないいかげんな報道をしてもらっては困るのである。借金の額だけが国の財政状況を示すものではないのだ。

 マスコミは言う「わが国は800兆の借金で破産しかねない」と。貴方の家庭に例えるなら、あなたの奥さんは「我が家は800万の借金でクビが廻らない」と言っているわけだ。それが本当ならこれは大ごとである。しかし800万の借金があっても「奥さんに500万のへそくりがあった」としたらどうだろう。

 800−500で差し引き300万である。それくらいなら大した問題では無いと思わないだろうか。そしてこの「500万(500兆)のへそくり」をわが国は持っているのである。諸外国にしてみれば、それだけの資産がある日本は「金持ち」に見えて当然である。

 だが正直な貴方の奥さんとは違って、国は狡猾だ。500兆ものへそくりのことは黙ったままで800兆の借金だけを言い続け、増税によって貴方からさらに金を奪おうとしている。そしてその片棒を担いでいるのが、片方の面からしか物事を見れないウマシカ、つまりはマスコミ達である。彼らがテレビで「我々庶民云々」などと言っているのを見ると辟易するし、そもそも「庶民」て言葉、私は大嫌いである。

 さて実際のところは、この500兆の国のへそくり(金融資産)をいきなり借金(国債)の返済に充てるのは無理が多いと思う。例えば多くを占めるアメリカ国債をいきなり売り払ったら、米国債が暴落して米国経済は冷え込み、円高で日本の輸出産業は大打撃となるだろうから、巨大な利益を上げている某産業は絶対駄目と言うだろう。もっともその前に、米国債を売るにはまず米国にお伺いを立てなければならない我が国家も嘆かわしい。

 だがしかし、この金融資産を活かさない手は無い。何らかの手でこれを内需拡大に向けて投資することは可能なはずだ。むろん増税なんてもってのほか。今こそが減税してかすかに芽生えた好況の火種に風を送るべきである。過去の上杉鷹山の改革にしろ何にしろ、「削るだけじゃなくて必要な投資を行った」からこそ成功したことを、政府は学んでほしい。

 もっとも、妻(財務省)のへそくりを見抜けないような夫(首相)じゃ、真の改革なんてできそうもないが。

参考記事はこちらです。

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