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あるタクシー運転手の話

 タクシーに乗ったとき、めったに出会えない話を聞けたので記録しておいたのが以下の会話である。

客 xxまで行ってください。
運 xxですね。ところで今日、xxでは何かあるんですか?
客 「なにもないはずだけど、なんで」
運 いや、行事があるならお客さんを取れるかなと思って。
   やっぱり、そういったことをマメに無線なんかで確認していると
   月の売上に違いがはっきりでるんすよ。
客 へーっ、そうなんだ。それは会社の本部に無線で問い合わせると、
   おしえてくれるものなの?
運 そうじゃないす。本部ではほとんど情報は得られません。運転手の間で
   無線で教えたりとか。ま、教えない人もいますけど。けっきょく会社が
   やるべきなんすよね。本当はそういうこと。
客 なるほどね。運転手さんだけのがんばりじゃ辛いものね。
運 うちの会社結構大きいから140人くらいいるけど、それでも、今この
   不景気でも月に60-70万稼ぐ運転手もいるんですよ。
客 60-70万ったら大きいね。
運 そういう人は、催しの情報をマメに拾っているし、場合によっては飲み屋
   に自ら出向いてタクシーが必要な客がいないか声かけて、客や店の人に顰蹙
   かったりしていることもあるみたいだけど、そういうことまでしているんで
   すよ。
運 私も140中の15番になったけど、それで50万くらいかな。んでもやっ
   ぱり上位10番に入らないとだめすね。もっとも稼がない人は生活ぎりぎりっ
   て感じですけどね。

 ずいぶんと状況を理解している運転手さんで、さすがに上位に入る人というのは違うんだなと私は思った。自分の行動が具体的な収入に結びつくことを理解して次の行動を取っている。きっと運転手さんそれぞれにノウハウがあるんだろう。

 そしてまた初めてのコラムにも書いたが、この運転手さんが言う様に、個人の取り組みには限界があり、タクシー会社として取り組むことでより拡がるビジネスチャンスがあると私は思う。自社の「トップセールスが何をしているかを吸い上げて他に展開する」なんてことはしないものなのだろうか。やっていないとすればもったいない話だ。

 それにしても、やりようによってはこの地方都市で70万も月に稼げるというのはすごい話だ。「トップ運転手の儲けの秘密」なんて、レポートは無いのかしらんと思う。タクシーというと、乗った客の面白い話というのは良く聞くが、そんな話より、どうやって売り上げを伸ばしているかと言う方を、私は是非知りたい。

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